私は子供の頃から今現在に至るまでずっと歯医者に通っています。
この歯医者に通うようになったのは両親も通っていたからで、その流れで家族全員がここでお世話になっています。
大人になるまであまり深く考えてこなかったのですが、歯並びが悪いのが、しょっちゅう虫歯になる一因かと思われます。
３０代になるまでは「歯が痛いから歯医者に行き、虫歯を治療する」という流れだったのですが、３０代になって初めて「歯が痛い」＝「虫歯」ではないことを知りました。歯が痛いと思ったら、虫歯ではなく「歯茎の腫れ」が原因だったのです。その診断をした歯医者に現在も通っていますので、かれこれ10年以上になります。その歯医者で初めて歯茎のケアが大事だということを知りました。年齢的にもちょうど歯茎が衰えてくる頃だったのかもしれませんが、その歯医者では虫歯がなくても定期的に通うことで口の中の健康を維持するように指導されました。しかもその歯医者ではどんなにしっかり歯磨きをして行っても、ダメ出ししてくるのです。実際に私の磨き方（というか歯並び）が悪いこともあるのですが、あまりにも毎回ダメ出しされるので電動歯ブラシを買ったり、ブラシの先端が細くなっている歯ブラシや子供用の歯ブラシに変えたりと色々工夫をしました。それでもなかなか褒めてもらえませんでした。そんなある日、歯医者で教えていただいた歯ブラシが「タフトブラシ」でした。タフトブラシは筆のようにごく細い小さなブラシで、私の歯並びの悪い部分を磨くのに最適でした。最近ではドラッグストアなどでも見かけるようになりましたが、私が悩み続けていた頃には日本には存在していなかったのかもしれません。タフトブラシを使用するようになり、歯医者でのダメ出しは少し改善されました。今では通常の歯磨きの後にタフトブラシ、その後歯間ブラシの３段仕上げで一日の歯磨きを終えています。